ギターリストとして
アンプとシミュレーターについて
続いては、ギターリストとしての質問をしていきたいと思います!
昨今、品質の良いアンプシミュレーターが増えてきたと感じているのですが、横さんなりの解釈で構わないので、アンプとシミュレーターについてってどうお考えですか??
僕がギターを始めた時代は、マルチエフェクターやラック式などなかったんですよね。時代的には80年代なんでJCかJCM800くらいしかスタジオになかったんですよ。
そのためアンプとコンパクトエフェクターのみで自分の好きな音を追求してました。
限られた機材で、アンプと共に成長していった感じですね!
後にエフェクターでアンプのような音が出せる元祖シミュレーターが出てきて、最初は感動したんだけど、なんでこんなペラペラな音しか出ないんだろうって疑問だった。
それでも時代が進むにつれてシミュレーターの質が良くなってきて、シミュレーター1つで様々なアンプを鳴らせるような今の時代に変わってったんだよね。
僕としては、実機と再現機(シミュレーター)双方メリット/デメリットはあります。
本物の音を知ることも重要だし音だけで言えば実機に勝るものはない、それでもある一定額で様々なアンプの音を出せるシミュレーターは万能だと思う。
結論から言えば、今の時代はケースバイケースで使い分けながら、両方とも使えたほうが良い!
ギター本体について
次はギター本体の話なんですが、高いギター=良いギターでは無いと思うんですが、高いギターと安いギターの違いであったり良いギターと悪いギターの基準について教えてください!
僕もそうだったんだけど、始めは好きなギターリストのモデルを購入したり、好きな色で選んでも良いと思う、あとは出せる予算に合わせて買えば良いと思うんだよね。
高いギターっていうのは良い部品を使ってるんだよね、ギターは木製だからメンテナンスを怠れば徐々に悪くギターになってちゃうんだよ。
逆に安いギターは価格に合わせた部品が使われていても、愛着を持って弾いてメンテナンスを怠らなければ、徐々に木が振動してって鳴りの良いギターに化けるんだよね。
そういう意味では、あんまり値段の差は気にしないほうが良いと思う。
高いギターと安いギターは確かに違いはあるんですけど、僕は作られている部品の差くらいで捉えてます。
初心者の方は無理せず自分に合ったギターを分かる範囲で探すか、お店の人に聞きながら探してみると良いと思うよ!
弾き方や音に対する気持ちで聞こえ方は変わってくるので、そこら辺の方が大事かな!
愛情のかけ方次第で、価格以上の価値が生まれるんですね!
それでも『ペグのガタつき』や『バリ』といった演奏に支障をきたす部分ってあるじゃないですか?
購入の際に最低限、確認しておいた方がいい箇所ってどこですかね?
確認する箇所は色々あるけど、最低限みておく箇所といったら『ペグのぐらつき』だったりするんだけど、それ以前に売り手側をまず見てみるといいですよ!
例えば冬場の乾燥する時期に、店内も乾燥していて加湿が行き届いてなかったりするとギターのコンディションは良くない。
店内が季節に合わせたギターにとってベストな環境の楽器屋を選ぶことが重要。
それと店員さんに質問してみて、その都度確認しに行ったりしてると信頼は置けないかな。
楽器に優しい楽器屋さんで親身に相談に乗ってくれる信頼の置ける店員さんを探せば、自ずと自分にあうギターが見つかると思います!
僕自身も機材の購入を検討する際は、質問に対して店員さんのレスポンスの良さであったり対応力は判断基準の一つになりますね(笑
覚えておくべき知識について
ギターリストならギターの関係の知識はもちろん覚えておくべき知識だと思うのですが、それ以外に覚えておくべき知識ってありますか?
一番大事なのは、音を奏でているという意識を持つこと!
アマチュアとかプロは関係なしに、お客さんは何の為に来ているかっていうと『音』何ですよ。
ヴィジュアルであったり、ライブ空間などは付加価値で音楽をやっているなら根底は『音』なので、音に対するこだわりは重要だと思います。
音をこだわるという事は、音に対する知識が必要になってきます。
音量/音質/音場/音圧や音域/音程/音感といった全てが音に関わっていて重要な知識になります。
音質は良いのに音量が小さかったらダメです。音に関する全ての知識使いながら意識して絶妙なバランスで音にこだわって行くことが重要になります!