iZotope Ozone 9の新機能『Match EQ』の使い方！

今回はiZotope Ozone 9 Standard/Advancedで追加された新機能『Match EQ』について解説していきます！

Match EQは参考音源（リファレンス音源）のEQ特性を分析して、自分の楽曲に結果を反映させる事ができるツールになります！

エフェクトのかかり具合も細かく設定できるので、目的にあった最適なセッティングを行う事が可能です！

使い方も非常に簡単なので、ぜひ参考にしてみてください！

Match EQについて
Match EQの使い方
まとめ

Match EQについて

iZotope Ozone 9 Standard/Advancedの新機能『Match EQ』は、リファレンス音源（参考音源）の周波数を分析して、その結果を楽曲に取り入れることの出来る機能になります！

分析したEQ特性の再現度や、エフェクトのかかり具合を調整する事ができる以外に、周波数のフィルター機能がついており、目的の帯域のみに結果を反映させる事が可能になります！

このように自身の楽曲にあった最適なセッティングを行う事ができます！

リファレンス音源に近づけたい時、手軽に処理を行えるツールになります！

Ozone 9 Standard/Advancedのみ搭載されている機能になります。

Match EQの使い方

ここからは、Low End Focusの使い方について解説していきます！

使い方も簡単なので参考にしてみてください！

手順１：Match EQを選択

Ozone 9のモジュール選択の箇所にある『＋』ボタンを押して、Match EQを選択。

手順２：リファレンス音源の取り込み

Ozone 9のメイン画面右下にある『Reference』を押す事で、読み込んだリファレンス音源を視聴や設定を行う事ができます。

『Reference』の左にある、①ボタンを押す事でリファレンス音源を聞く事ができます。

Dawに直接、取り込んでも問題ないです！

手順３：分析

まず初めにリファレンス音源の分析をするため、取り込んだリファレンス音源をソロにします。

REFERENCEの『Capture』を押して、再生します。

ある程度再生したら『Stop』を押して、分析を終了します。

次に自身の楽曲を分析するために、自身の楽曲をソロにします。

APPLY TOから同じ手順で分析を行なってください！

手順４：Match EQの設定

エフェクトのかかり具合などを調整していきます！

調整箇所は全部で３つ（Smoothing / Amount / フィルター）です！

Smoothing

Smoothingは分析したEQ特性の再現度を調整する事ができます！

高く設定すると、大まかなEQ特性になります。
低く設定すると、詳細なEQ特性になります。

Amount

エフェクトのかかり具合を調整する箇所になります！

フィルター

画像の赤枠の箇所を左右に動かすことにより、目的の帯域のみに結果を反映させる事が可能になります！

まとめ

今回はiZotope Ozone 9 Standard/Advancedの新機能『Match EQ』について解説していきました！

個人的な感想として、同じ機能を持った他社製品はいくつかありますが、Ozone 9自体にリファレンス音源を取り込んで置けるので、Match EQは比較的に手軽に設定できるように思えました！

フィルターもついているので、目的の帯域のみ結果を反映できるのも嬉しいポイントです！

Match EQも含め、Ozone 9で追加された新機能は手軽で扱いやすい印象です！